【タイトル】
校長あいさつ【本文】
令和6年の教育活動について 校長 中島 邦彦 本校は昭和29年4月に江東区立亀戸中学校より分離開校した中学校です。地域の方に深い愛情をいただきこの地に学校を建てることができました。そこから60年を経た平成26年度には施設・設備の充実した新校舎が完成しました。江東区の名所である『木場』と関連して、木材がふんだんに使われた木のぬくもりのある校舎となっています。また多様な学習形態を可能にできる2つの多目的室が設置され、言語活動の中核をなす発表活動も常に行える施設となっています。明るく開放感がでるよう、ガラスが大きくとられ、ランチルームの窓からは東京の新名所となったスカイツリーが眺められます。また環境に配慮した屋上緑化がなされ、菜園を作ったり、生徒のくつろぎの場所としても利用できたりと、まさしく時代の最先端をいく素晴らしい施設となっています。この新校舎が生徒・保護者・卒業生・地域の皆様との絆を深め、地域と共にある公立学校として更なる発展が図られて参りました。このような恵まれた環境を生かし、本校の学校経営計画の3つの柱である『質の高い教育を提供する学校』『安心・安全で信頼される学校』『地域に愛され協働する学校』を更に進化させるよう全力で努めたいと考えています。 今年度の重点目標は江東区教育委員会のテーマ『みんな、かがやく』の実現です。そのために以下の教育活動を教職員とともに実践し、生徒も教職員も地域の皆様も全ての方が輝く一年にしたいと考えます。 【取組1】 基礎・基本の定着とともに「本時の目標の明示」「一往復半の言語活動」「思考する時間の確保」「個→集団→個の話し合い活動」「本時の目標や学び方に対し振り返りを行う場面の設定」「ICT機器の活用」を「二亀中スタンダード」として各教科で実践し思考力・判断力・表現力を育てます。 【取組2】 教員はファシリテーターとして学びの材料を与え、その課題に対して生徒自らが思考し、解決策を見出す学習スタイルを単元毎に取り入れ、「主導する授業」から「生徒が掴み取る授業」への変革を図ります。 【取組3】 多様性を受容・尊重し、優しく温かい生徒を育成するため、個の考え方や生き方等に配慮した教育活動を実践します。その一環として令和6年度から生徒個々の希望に対応できる標準服を導入します。 【取組4】 屋上庭園を活用し地域と連携した屋上ガーデニングや地域清掃ボランティア、祭りボランティア等を充実させることでコミュニケーション能力や自己肯定感を高め、他者・地域と関わることで共生社会の一員としての自覚や責任を育みます。 【取組5】 くつろぎスペース、屋上庭園、多目的室、ランチルーム、格技室、多機能な図書室等、ゆとりのある空間で生徒と教職員、生徒同士が交流し、絆を深めます。 目標達成のため精一杯努力いたしますので今年度もどうぞよろしくお願いいたします。【添付ファイル】
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